ひと夏の冒険・12歳の100マイル ~列島縦断!みんなで歩いた10日間~

ひと夏の冒険・12歳の100マイル ~列島縦断!みんなで歩いた10日間~

番組概要

夏休みに行われた『100miles Adventure』。これは12歳の5人の子供たちが、100マイル、160kmの道のりを、自らの足で歩き、冒険にチャレンジするものです。
親元を離れ、生活道具をリュックに詰めて、文字通り、山あり谷あり、子供たちで助け合いながら歩く10日間。彼らはこの冒険を通して、何を感じ、何を得るのか?
とにかく毎日一歩ずつ前に進んでいきます。苦しくても、楽しくても立ち止まらず、明日へ向かって歩いていく。逃げずにゴールするとき、彼らは一回りも、二回りも大人になっていることでしょう!

スタート地点は大阪港。初日は大都会の大阪市内を歩き、町の中心にある公園でのキャンプ。翌日は、近代的な街並みから住宅街へ。そして徐々に山の中へと入っていきます。この日、初めて山の中でのキャンプ。飯盒炊飯にも挑戦します。その後、京都の町並みを歩いて京町家に宿泊。そして鴨川沿いから東山を超えて琵琶湖畔のキャンプ場を目指します。最終目的地は日本海、若狭湾。都会と自然、現代と過去を豊富に織り交ぜたルート。澄んだ夏の空は、子供たちの夢のように無限に広がり、大自然は彼らの純粋な心を包み込みこみます。

この冒険を率いるのは、北極点単独無補給徒歩到達を目指す冒険家・荻田泰永(36)さん。荻田さん自身、22歳の時に冒険家に連れられて北極圏を歩いたことで人生が変わりました。もっと若い子供たちに、もっと身近なフィールドで冒険を体験してもらおうと、3年前から『100miles Adventure』を実施しています。

今回8月3日~12日にかけて行われた、ひと夏の冒険。順調にスタートしたものの、歩いて2~3時間すると子供たちの体に異変が・・・夏の暑さに体力が奪われ、疲労が襲います。中でも一番体の小さい海悠(みゆ)ちゃんが、列から徐々に遅れ始めます。果たして海悠ちゃんは歩き通すことができるのでしょうか?

更に台風11号にも遭遇。先へ急ぐのかそれとも旅を終わらせてしまうのか?子供たちが選んだ決断は・・・?

果たして子どもたち5人は一人も脱落者を出さずにゴールすることができるのか?カメラは彼らと同行し、共に歩き一緒にキャンプします。仲間として一緒に行動することで見えてくる彼らの表情、心のつながり。どこかひ弱に見える子供たちが、10日間でグングン成長する姿に奥深く迫るロードムービーです。

■CAST:12歳の子供たち5人と、冒険家 荻田泰永さん