連日暑い日が続きますね。
今日で5日間連続猛暑日か!?と、
戦々恐々とする朝10時。
すでに30度を超えて、汗だくだくです。
立川談春さんの落語会に再び行ってきました。
今回の演目は、「子別れ」
落語の中では世に知れた演目です。
師匠・談志さんが「子別れ」を作り上げるまでに
30年かかった話、それをぱくった!?話(本人談)など、
美しい話を、いかに嘘くさくなくするか、
現実として感じてもらえるか、
そこに腐心するのが、噺家としての腕の見せ所なのでしょう。
「子別れ」もいわば「子は鎹(かすがい)」という
美しい話なのですが、
談春さんの「子別れ」は、
ひねりのきいた、非常に現実的な「子別れ」。
子どもの小憎らしい口のきき方に
幾度も幾度も笑わせて、
このままいくと感動して泣いてしまうというのに、
そうは簡単に泣かせてたまるかとしているかのようで、
それなのに、
ふとした間合いに涙が出そうになるという、
超絶テクを見せつけられたような。
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