世界の文学がわかる!あらすじ名作劇場

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落語の世界へ
「あくび指南」「文七元結」

今夜は落語の人気演目「あくび指南」「文七元結」を超訳ドラマで紹介!さらに、両演目のゆかりの地・隅田川の辺りをのんびり散策します。
▼「あくび指南」
何の習い事をしても、必ず珍妙な事件を引き起こしてしまう問題児・熊五郎。そしてその知人の八五郎が主人公。ある日、八五郎は熊五郎に、一緒習い事をしようと誘われる。いったんは断る八五郎だったが、その内容が「あくび」と聞いて珍しさに興味を持つ。いったい「あくび」の何を稽古するのだろうか…。いざ芸の先生宅を訪れた2人は、意外と難しい「あくび」の練習に悪戦苦闘。さて、熊五郎は問題を起こさずにいられるのか…!

▼「文七元結」
 左官の長兵衛は腕はいいのだが無類のばくち好きで多額の借金を抱えている。いつものように大負けして帰ると、女房のお兼が泣いている。娘のお久がいなくなったというのだ。大慌てで探していると吉原の女郎屋から使いが来て「お久は吉原にいる」と告げる。行ってみると、お久は父に改心してほしい一心で身売りをし、50両を工面していたのだ。情けない思いで帰る長兵衛だが、吾妻橋で身投げしようとする男・文七に出会う。「50両をすられたので死んでお詫びをする」と言って聞かない文七。押し問答の末、結局長兵衛は持っていた50両を文七に押し付け…!