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小千谷縮(おぢやちぢみ)

古き良き時代の熟練職人による"ものづくり"にフォーカスを当て、今と和えるライフスタイルを提案する番組第35回目は、「小千谷縮(おぢやちぢみ)」の世界へご案内します。高級な夏の着物に使われる反物ですが、作業のピークは真冬にあるのです。今回は小千谷縮の中でも重要無形文化財として登録されている小千谷縮づくりのピークを迎えた現場に密着。
小千谷縮の中でも重要無形文化財として認められるものは極わずか。その条件はいくつもあり、指定された全ての条件を守ることで認定されます。本当に厳しい条件のため、作られる量はほんのわずか。その量は、一反を織るための麻糸作りの工程からも想像ができます。熟練した職人が8時間の作業でできる麻糸は6グラム。これは一反に必要な糸の100分の1以下。1人で作るには、4ヶ月以上かかるという根気のいる作業が続きます。それだけではありません。織る作業も長い月日がかかります。それらの工程を経て、雪の季節がやってきたころ、独特の風合い「しぼ」を出す力の居る作業を終え、真っ白な雪の上に晒し、美しい色合いが産まれるのを待つのです。
職人たちの細やかな手仕事と土地の恵から産まれる小千谷縮の特徴は、見た目の美しさはもちろん、優しい肌触りとさわやかな着心地にあります。今回番組では特別に着物以外のものを作っていただきました。和装にも合うあの小物。通常はどこでも買える消耗品をアレンジしました。