アジア神秘紀行

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ストーリー

進化する都会の楽園~シンガポール~




アジア有数のリゾート都市、シンガポール。次々と誕生する最新の観光スポットが人々を夢中にさせています。

シンガポールのシンボル、マーライオンと向かい合う形でマリーナ湾南の埋め立て地に2010年6月にオープンしたのが、総合エンターテインメント施設、マリーナベイサンズ。シンガポール最大規模の高級ホテルやショッピングモール、カジノなどが結集し、中でも日本の携帯電話会社のCMで有名になった地上200mの高さにある空中庭園、サンズ・スカイパークは見所の一つです。また一大リゾートとして注目を集めるセントーサ島では島の北西部の開発が進められ、2010年1月にリゾート・ワールド・セントーサがオープンしました。目玉となるユニバーサルスタジオの他、ホテルやカジノが続々と建設され、2010年6月にはショービジネス界の巨匠、マークフィッシャー氏が演出するロック・サーカス・ショー「ボヤージ・デ・ラヴィー」の常設劇場もオープンしました。
また、シンガポールには人々の活気を支える独自の食文化もあります。ホーカーズと呼ばれる屋台村ではマレー系、インド系、中国系など、多民族国家ならではの国際色豊かな食文化を味わえ、チキンライスやチリクラブが人気です。
そして劇的に変化していく街並みの中で、変わらないものもあります。シンガポールの歴史を見つめてきた老舗、ラッフルズホテルです。1887年開業のこのホテルはシンガポール建国の父、トーマス・スタンフォード・ラッフルズにちなんで名付けられました。チャーリー・チャップリンやサマセット・モームもこのホテルを訪れ、“東洋の神秘”と絶賛したといいます。1915年にはこのホテルをさらに有名にしたカクテル、「シンガポールスリング」が誕生。そこには世界中の人々に愛される秘密がありました。

進化を続ける街と、語り継がれる伝統の数々を巡ります。