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ストーリー

驚異の恐竜王国
伝説のビッグ・アル その人生と科学

肉食恐竜として知られるアロサウルスの雄の完全な骨格の化石が、アメリカ・ワイオミング州で発見され、"ビッグ・アル"と称された。
恐竜ビッグ・アルの一生は、苦難の連続であり、また彼の死は大きな謎に包まれている。ビッグ・アルの物語は、弱肉強食の世界で15年間における生存をかけた孤独な戦いであった。
生誕後まもなくアロサウルスは、自らエサを捕まえるため巣を離れる。少年期から青年期にかけ、アルは自分より大きな獲物に対して攻撃をしかけることを学び、遂にはディプロドクスをも仕留めるようになる。しかし雌アロサウルスの誘惑がアルを後に窮地へと追い込んでいく…。
ビッグ・アルの骨格の化石は、ワイオミング大学博物館におかれている。古生物学者たちは、彼が負った26箇所もの怪我を研究することにより、アルの病気や怪我の状態を解読していく。また、骨折の具合や発掘現場の様子からアルの死因を追求し、彼の生涯の裏付け調査を行う。