BBC地球伝説

  • トップページ
  • 歴史
  • 自然
  • 紀行
  • 文化

ストーリー

スペイン 動物たちと出会う旅

ヨーロッパとアフリカ、2つの大陸の自然条件が交錯する国、スペイン。大都会やリゾート地から少し離れれば、今も豊かな自然の中で、マーモット、ヒグマ、オオヤマネコ、各種の鳥類など様々な野生動物を観察することができる。イギリスの元下院議員であるマイケル・ポルティーリョが、時には防護服に身を包んで養蜂業者を訪ねたり、パラグライダーで空を舞いながらハゲワシを観察したり、マグロ漁の船に乗ったりと、体当たりのレポートを展開する。
旅の始まりはフランスとの国境に近いピレネー山脈だ。ハイカーやサイクリストが行き交う中で、マーモットやハゲワシはしっかりと生きている。

続いて西方のカンタブリア山脈に移動したマイケルは、養蜂業者のもとを訪問。さらには野生のヒグマを観察したり、ハゲワシを間近で見るためにパラグライダーに挑戦したりする。 エクストレマドーラ地方ではヤツガシラと呼ばれる鳥を観察。アンドゥーハルでは数日間の忍耐の末に、ようやく希少動物のスペインオオヤマネコと対面できた。
大西洋岸の港町カディスでは漁船に同乗、人とシャチが協力し合って行う独特のマグロ漁を体験する。
旅の最後は対岸にアフリカを望むジブラルタル海峡だ。ここでは様々な渡り鳥が、アフリカ大陸への渡りの準備を整えていた。