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ストーリー

チーター・ワニ・サメ・ハヤブサ その驚異の身体能力に迫る!

驚くべき身体能力を持つハンターたち。彼らの体内では、いったい何が起こっているのだろうか。多くの動物たちの中から、ハヤブサ、ナイルワニ、ホホジロザメ、チーターに注目し、迫力ある映像と最先端のCGを駆使して、驚異的な能力を解き明かしていく。最も狩りの成功率が高いのはどのハンターか、狩りに密着して検証するとともに、彼らの未来に何が待ち受けているかを考察する。厳しい自然界を生き抜き、獲物を追い続けるハンターたちの真実の姿に迫る。

どう猛なハンターとして知られる、ハヤブサ、ナイルワニ、ホホジロザメ、チーター。それぞれの驚異的な身体能力を、CGと迫力の映像で解き明かし、狩りの能力を比較する。
優れた視力と世界最速の急降下を武器に獲物を仕留めるハヤブサ。子育ての時期には1日2羽のハトを捕らえなければならないが、狩りの成功率は、わずか20パーセントほど。しかし、環境に適応する能力が高い彼らは大都会にも住みつき、現在、徐々に数を増やしつつある。
アフリカの川に生息するナイルワニは、エサの乏しい
乾季には、穴にこもって冬眠状態になる。その間、命をつなぐのは、前の年に蓄えた脂肪だ。彼らは雨季の到来とともに活動を始め、川を渡ろうとするヌーの大群を待ち伏せる。水中に潜み、近づいてきた獲物を強力なアゴで捕らえるのだ。狩りの成功率は、約30パーセント。しかし、大量の脂肪を蓄えられる能力のおかげで、環境の変化を乗り越え、はるか古代から生き延びてきた。
一方、ホホジロザメは、肝臓に蓄えた脂肪をエネルギー源に、南アフリカ沖までの長い距離を旅する。狙うのは初めて海へ繰り出すミナミアフリカオットセイの子どもたち。目の代わりになる特殊な器官を駆使して獲物に襲いかかる。狩りの成功率は50パーセントと比較的高いものの、最近では漁師が仕掛けた網にかかって命を落とすサメも多いという。かつては大海に君臨する無敵のハンターだったホホジロザメ。今では、海を支配するのは人間になってしまったのかもしれない。
そして、チーターは、たった3秒で時速100キロまで急加速することができる“地上最速”のハンター。狩りの成功率はホホジロザメと同じ約50パーセントだが、実は未来が危惧(きぐ)されている動物だ。というのも、人間が暮らす村や畑が増えたことで生息地が狭くなり、ハイエナなど他の肉食獣と狩り場が重なってしまうようになったからだ。この状態では狩りに成功しても獲物を奪われてしまう。
急速に変化する環境に適応し、人間と共存できる動物こそが、最強のハンターとして生き残っていけるのかもしれない。

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