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ストーリー

野生に帰せ!
コアラとオーストラリアの動物の赤ちゃんに密着

現在、地球上で絶滅の危機にひんしている野生動物たち。彼らが生き残るために残された方法は、未来へのかけ橋となる"奇跡の赤ちゃん"を誕生させ、野生に帰すことだろう。動物学者のマーティン・ヒューズ=ゲームズが、世界各地で消えようとしている絶滅危惧種の生態に迫りながら、その保護活動に尽力する人々を追いかける全5回シリーズ。
第3回は、特定の地域にしか生息しない動物たちの繁殖現場を紹介する。急激に減少しているオーストラリアの人気者・コアラの人工授精の現場や、タスマニア島では、流行する感染性の病気によって絶滅しかけている、野生のタスマニアデビルの保護活動に密着。また、アメリカ・ノースカロライナ州では、遠く離れた故郷・マダガスカル島で絶滅にひんしているサル、アイアイの赤ちゃんを育てる様子を紹介する。

オーストラリアの南東端に浮かぶタスマニア島。現在、この島では世界最大の肉食性有袋類・タスマニアデビルの間で、感染性の悪性腫瘍が広まっている。治療が難しく、今残っている世代を最後に、タスマニアデビルは絶滅するかもしれないという。母乳から伝染することはないため、母親が感染したとしても袋の中で育つ赤ちゃんは安全だが、母親が死んでしまった場合、その赤ちゃんは袋の中で飢えてしまう。カメラは、絶滅の危機に直面したタスマニアデビルの赤ちゃんたちを救う学者やボランティアの懸命な努力を追いかけた。
また、オーストラリア本土では、現在、野生のコアラが交通事故で急激に個体数を減らしつつある。そう遠くない将来に絶滅してしまうかもしれない事態を食い止めようと進められているのが、人工授精による繁殖。研究施設では、病気やケガの治療はもちろん、より健康な個体を生み出すため、遺伝的に相性の合うオスの精子をメスに受精させて、その繁殖を助けている。
アフリカ・インド洋のマダガスカル島に生息するサル、アイアイもまた絶滅しかけている。古くからの伝承の中で"不吉な存在"とされたために、人々から迫害されてきたのだ。現在、わずかながら生まれたアイアイの赤ちゃんを守るべく、アメリカ・ノースカロライナ州の施設で、多くのスタッフが彼らの成長の手助けをしている。たとえ一匹でも、彼らを守ることがアイアイを絶滅から救うためには必要なのだ。
さまざまな地域に生きている野生動物たちの生態を紹介しながら、そこに関わる人々の献身的な保護活動を伝える。

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