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ストーリー

野生に帰せ!
ワラビーの赤ちゃんに密着

現在、地球上で絶滅の危機にひんしている野生動物たち。彼らが生き残るために残された方法は、未来へのかけ橋となる"奇跡の赤ちゃん"を誕生させ、野生に帰すことだろう。動物学者のマーティン・ヒューズ=ゲームズが、世界各地で消えようとしている絶滅危惧種の生態に迫りながら、その保護活動に尽力する人々を追いかける全5回シリーズ。
第4回では、人工繁殖で生まれた赤ちゃんたちのその後に迫る。オーストラリアでは、新しい母親に出会うため遠い旅を続けるオグロイワワラビーの赤ちゃんに密着。さらに、野生では絶滅してしまった鳥、アオコンゴウインコを自然に返そうする、スペイン・カナリア諸島の人々の活動。アメリカでは、感染症と戦うキツネザル、シファカの赤ちゃんにも密着する。また、独り立ちするフクロアリクイの子どもの様子も追いかける。

スペイン・カナリア諸島では、ペットとして取引するために乱獲され、既に野生の個体が絶滅してしまった鳥、アオコンゴウインコを自然に帰そうとしている人々がいる。卵の段階から人間によって育てられ、成長すると群れの中へと送り込まれるが、ヒナは自分がインコであることを理解していないため、他のインコと対面させ、インコの社会でのルールを少しずつ学ばせていく。
アメリカでは、マダガスカル島原産のキツネザル、シファカを保護する施設を訪ねた。人工繁殖によってシファカを誕生させることは珍しくないが、体力が弱いため人工飼育も慎重に行われている。そんな中、生まれたばかりの赤ちゃんの体重が増えず、感染症にかかっていることが発覚。命がけで病気と闘うシファカの赤ちゃんと、それを見守る人々に迫る。
オーストラリア南部では、外来種のキツネによって絶滅の危機にさらされたオグロイワワラビーの赤ちゃんの旅に同行する。通常ワラビーは、袋の中から赤ちゃんがいなくなると次の妊娠ができるようになるが、生まれたばかりの赤ちゃんを袋から取り出し、他のワラビーが育てれば、オグロイワワラビーの効率の良い繁殖を進めることができる。そこで、赤ちゃんは代理母の元へ約1000Kmもの距離を飛行機で搬送されることに。また、オグロイワワラビー同様、キツネによって絶滅寸前に追い込まれたフクロアリクイ。彼らは動物園で成長し、大人になるとキツネの少ない地域へと放され、その数を増やしている。
人の手によって飼育された野生動物の赤ちゃんたち。彼らが力強く成長していく姿をとらえながら、野生動物の未来を考える。

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