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ストーリー

北極への冒険―世界初!ボートで挑む

19世紀から多くの探検家が目指してきた北極。「北極探検」といえば、誰もが一面の銀世界を寒さに耐えながら突き進む姿をイメージするだろう。だが、今回の探検は違う。「北磁極」という、いわゆる方位磁石の指す北極地点まで、ボートをこいで到達しようというのだ。
そんな前代未聞の冒険に、次々と自然の脅威が襲いかかる。果たして6人の男たちは、それらのハードルを乗り越え、たった1隻のボートでゴールまで無事にたどり着くことができるのだろうか。そして、このような旅を可能にした北極の海で、今、何が起きているのだろうか。海の男たちの勇敢な冒険を通して、地球の北の果てで起きている自然環境の変化に迫る。

自転車での世界一周やアメリカ大陸縦断を達成してきたイギリス人の冒険家マーク・ボーモントが、新たな冒険にチャレンジする。ボートをこいで、北極に行こうというのだ。これまでマークの挑戦は1人での孤独な戦いだったが、今回は5人の仲間が一緒だ。数々の北極探検を成功させてきたスコットランドの冒険家ジョック・ウィシャートをチームリーダーに、世界的なヨットマンのロブ・スリープ、元消防士でヨットの知識が豊富なマーク・デルスタンチ、インド洋をボートで横断した経験を持つビリー・ガーモン、軍人で海洋学者でもあるデビッド・マンズという、頼もしい海の男たちだ。
北極探検のスタート地点として知られるカナダのレゾリュート。今回目指すのは、そこから700Km先。リーダーであるジョック・ウィシャートが1996年に到達した「北磁極」だ。北磁極とは、いわゆる方位磁石が真北を示す地点で、年々ゆっくりと移動しており、北緯90度の地理上の北極点とはずれている。
クルーたちは流氷の間を巧みにくぐり抜け、衝突を避けるために風向きが変わるのを待ったり、メンバーの交代をしながらひたすらボートをこぎ続ける。 狭いキャビンにすし詰めになって寝るのもかなりのストレスだが、海岸でテントを張れば、ホッキョクグマが人間のにおいに引かれて寄ってくるため、常に気は抜けない。また、流氷の多い海域では、迷路のように四方を氷に囲まれ、引き返すこともままならない。さらに追い打ちをかけるかのように、濃霧が視界を奪う。ゴール直前では、これまでにない固い氷が進路をさえぎる。次々と襲いかかる困難を、彼らはどう乗り越え、ゴールへたどり着くのだろうか。
かつては夏でも氷に覆われていた北極の海。実は近年、溶ける氷の量が増えてきたために、このような挑戦ができるようになったのだ。6人の勇敢な冒険を通して、私たちの想像を覆す北極の現実が見えてくる。

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