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ストーリー

動物たちの驚くべき能力に迫る! 3 動物と社会

地球上には優れた感覚や知能、思考回路を持つ動物たちがいる。そんな驚くべき能力を新たな調査や研究を通して解き明かしていくシリーズ。第3回は複雑な社会生活を送る動物たちの高い知能を探る。イルカはコミュニケーション能力を生かして仲間と効率よく魚を捕まえる。その高度な頭脳の謎を解くため、3600万年前のイルカの祖先の頭蓋骨をCTスキャンで読み取ってみると、彼らの祖先は単独生活をやめて群れを作ったことで、体に対して脳が大きく発達したことが分かった。ゾウは「コンタクトコール」という独自の音声表現で、遠くにいる仲間と連絡を取り合う。中でも、仲間の声を聞き分ける群れのリーダーは膨大な記憶を蓄積する知能が要求されるという。イルカやゾウやチンパンジーには自分の姿を認識する能力があり、仲間をだましたり、行動の結果を予測したり、共感を示す能力まで備わっている。社会性の高い動物たちは、想像をはるかに超える高い能力を秘めていた。

高い知能を持ち、複雑な社会生活を送る動物たちの頭脳を世界各地で探る。まずは、特に賢いと言われるイルカ。大西洋で約100頭の群れを10年以上調査してきた研究者によると、イルカは情報共有のためにさまざまな合図を使う。優れたコミュニケーション能力は、狩りをする時にも使われ、それぞれが役割を分担し効率よく魚を捕まえるという。ケニアのアンボセリ国立公園のゾウは「コンタクトコール」という独自の音声表現があり、遠くて姿が見えない仲間とも、連絡を取り合うことができる。また聞き覚えのない声を聞くと、身を守ろうと体を寄せ合う。中でも群れのリーダーは、仲間の声を正しく聞き分け、正しい判断で導くために、膨大な記憶を蓄積する頭脳が必要とされるという。さらに、イルカの高度な頭脳の謎を解くために、3600万年前のイルカの祖先の頭蓋骨をCTスキャンで読み取る実験も行われた。その結果、イルカの祖先は自分を守るために単独生活をやめて群れを作るようになったが、群れで社会生活を送るようになったことで体に対して脳が大きく発達していったことが分かった。彼らは仲間を理解し、よい関係を保つために、強力な脳が必要とされたと考えられる。また、シロアリも複雑な社会を作り上げる生き物で、アリ塚という優れた居住空間を作り上げる。個々のシロアリの脳は小さくて柔軟性がなく、機械的な作業しかできないが、膨大な数で共同生活をすることでその知能を補っているのだ。同じような認識ができる動物にゾウやチンパンジーなどがいるが、彼らには仲間をだましたり、行動の結果を予測したり、共感を示したりする能力まで備わっているのだ。このように、社会性の高い動物たちは、想像をはるかに超える高い能力を秘めていた。他の者と交流する必要性が、人間を含む動物の脳を進化させたと言える。

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