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ストーリー

フランスの大自然 動物たちの物語
前編 大渓谷から世界遺産の島へ

知られざる野生動物の宝庫、フランスの大自然を巡るシリーズ。前編は、ヨーロッパで最も深いといわれる渓谷や地中海に浮かぶ世界遺産の島を舞台に繰り広げられる、さまざまな動物たちの物語。次世代へ命をつなごうとする懸命な姿を追う。 大西洋沿岸の一帯には、いくつもの湿地や水路がある。豊かな水に恵まれた、野生動物の楽園だ。清らかな水をたたえた沼地では、月明かりのもと、水の中で育ったヤゴがトンボに姿を変える瞬間を捉える。幼虫は次第に美しい成虫へと変化していくのだ。水路の周りにある森には、アオサギが高い木の上で子育ての真っ最中。巣にいるヒナたちの間では食糧をめぐる競争が始まっていた。湿地帯近くの民家の屋根裏にあるコウモリのすみかでは、貴重な出産の瞬間を目にすることができた。生まれたばかりの子どもに母親は惜しみない愛情を注ぐ。
そして、湿地帯から険しい岩山へ。ヨーロッパ有数の深さを誇るベルドン渓谷の断崖絶壁には、めったに人の目に触れることのない鳥、カベバシリが暮らしている。切り立った崖で、チョウにも似た美しい羽を広げ、踊るように移動する姿に目を奪われる。渓谷近くの森では、花が咲き誇る春になると、ミツバチが活発に蜜を集めている。働き続けるために備わった、彼らの驚くべき能力に迫る。また、ミツバチを飼い、保護を続ける人々の取り組みも紹介する。
次に、舞台は地中海に浮かぶコルシカ島へ。世界自然遺産に登録されているスカンドラ自然保護区で、サンゴが美しい海中に潜る。そこで出会ったのは、普段は深い海に暮らすハタ科の魚の大群。海中のいたるところで繰り広げられる求愛行動は、なかなか見ることのできない珍しいものだ。さらに、島の内陸部の森に群れで暮らすイノシシ。その中の1頭のオスイノシシが、驚異的な嗅覚を使い、パートナーを探す旅に出る。果たして理想のメスに出会えるのだろうか。

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