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ストーリー

キャプテン・クックに挑戦!新エンデバー号の大航海
5 凪の海 チモール海~サウ島

18世紀の探検航海者キャプテン・クックの船、エンデバー号。先週に引き続き、この船を現代に復元し、6週間をかけてケアンズからジャカルタまで航海を試みるシリーズの第5夜を送る。
ジャカルタに向けた新エンデバー号の航海は続く。18世紀そのままの航海を送る新エンデバー号に、突如同時多発テロの一報が伝えられる。船はチモール海で凪に捕まってしまうが、これは奇しくも200年以上前にクックが遭遇したのと同じ海域、同じ状況であった。現代の乗組員たちに苛立ちがつのる…。

順調な航海を続けていたエンデバー号に、米同時多発テロの一報が伝えられた。ショックを受ける乗組員たち。しかし海上にいる彼らにできることはなく、旅は続行される。
その後、船はチモール海を航行中、凪に捕まってしまう。その海域では200年以上前、クックたちも同じ状況に遭遇していた。船がほとんど進まない中、現代の乗組員たちはどんどん苛立っていく。そんな時、地元の漁船が近くを通り、彼らは物々交換でサメを手に入れる。久しぶりの新鮮な魚、そして料理係が作ったデザートに皆大喜びだ。
クックの航海を再現すべく、新エンデバー号では推測航法と当時の海図が使われていた。不正確な海図に加え、凪の海を長く漂っていることで、船の正確な位置が把握できず、航海士たちは頭を抱える。しかしある朝、ようやく島が見え、風が出始めた。
サウ島に到着した乗組員たちは、さっそく市場に向かい、新鮮な野菜や土地の食べ物を口にする。地元の人々との心温まる交流は、彼らにとって、かけがえのない旅の思い出となった。