中国神秘紀行

中国神秘紀行

  • トップページ
  • 作品一覧
  • 関連商品

作品内容

天空の聖なる湖 美しき青海湖の奇祭 ~青海省~

今回は、中国の西部、標高3000mの地域に広がる天空の地、青海省(せいかいしょう)を旅します。この地を東西に走る道は古代から続くシルクロードです。この地が栄えて来た大きな理由のひとつがシルクロードの交易でした。そして中国最大の塩湖として知られる青海湖(せいかいこ)の存在も欠かせないものでした。今も活躍するシルクロードと聖なる湖・青海湖の魅力に迫ります。

最初に訪ねたのはシルクロードの町、湟源(こうげん)です。湟源は交易の町の拠点として約2000年の歴史があると言われ、数多くの交易商人が行き交った所でした。町には、タングアー古城と呼ばれる明から清の時代にかけての町並みが再現され、シルクロードの面影を偲ぶことができます。町の一角には2体の西洋人の石像がありました。一体、何を意味しているのでしょう。それは現代通商にも通じる極めて重要な事を、始めた人々がいた記念なんだそうです。

湟源の町を離れ一路西へ、そこに日月山(にちげつさん)という山があります。なだらかな丘陵地帯が続くのどかな山に、ここにも石像が‥。唐の時代の女性の像です。文成公主(ぶんせいこうしゅ)と呼ばれるこの人物、実はシルクロードの交易を巡って争いが絶えなかったこの地に平和をもたらし、シルクロードの発展に尽くした女性として、今も人々に愛されているのです。一体、この女性、どんな活躍をしたのでしょう?

日月山の西に広がるのが標高3196mの青海湖です。その大きさは日本の琵琶湖の6倍以上と言われています。この地に数多く暮らすチベット族から、聖なる神の湖として古くから親しまれてきました。今も苦行を重ねながら巡礼をする人々が絶えない、憧れの地なのです。青く輝く湖の美しさはもちろん、大自然の恵み豊かな青海湖。そこには、いくつも河が注いでいます。そこで大量に生息する魚がいます。湟魚(こうぎょ)と呼ばれるコイの仲間です。この魚、この夏に行われるチベット族の祭りに欠かせないものなのだとか。なんでも祭りに用いられる魚の数は600万匹にも上るのです。一体、どういう祭りなのでしょう。大変珍しい青海湖の祭りに密着しました。祭りには、大自然を神と崇めるチベット族の信仰の深さと心の豊かさがにじみ出ているのです。

天空の地、青海湖。美しい風景と共に、そこに暮らす人々の生き生きとした表情が待っています。お楽しみに。

初回放送:2010年10月22日