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#80

開かずの扉vs鍵の仕事人 2
~幼児救出から明治の大火事被災金庫まで~

日本全国から、鍵のトラブルに見舞われた人たちからSOSの電話がコールセンターに寄せられます。鍵の仕事人たちは、そんな様々なSOSに対処するため24時間体制。特にこの時季は、旅行用トランクの鍵の開錠や、イベントなどの外出先で鍵を紛失するなど、夏休みシーズンならではのトラブルが多発します。しかし、単なる鍵の紛失では済まされない、今年の記録的な猛暑が一刻を争う事態へと発展させていたのです! 「家に入れない!ベランダからの緊急SOS!?」「1歳の子供が家に閉じ込められた!?」「旅行から帰ると玄関扉内側のドアロックが!その意外な犯人とは!?」…果たして、無事にトラブルは解消されるのでしょうか。
さらに、熟練鍵開け師にしか開けることのできない、古い金庫の開錠にも挑みます。今回依頼があったのは、2020年に制定50周年を迎える北海道恵庭市にある資料館。ここには縄文時代の土器から、現代の史料まで、恵庭市にまつわる19000点もの資料が収蔵されています。そんな資料館に、開館して以来一度も開けた事が無い金庫が2つも…。記録によれば、2つの金庫は明治時代に購入されており、北海道が開拓された時代と重なります。当時の貴重な史料などが眠っている可能性もある金庫。果たして、鍵開け師はこの2つの金庫を開錠できるのでしょうか…?