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#34

東京スカイツリー・押上で美食探訪!
老舗から最新まで和・洋・中の名店を巡る!

今回は、東京の下町・押上から東京スカイツリー、そしてその近郊を巡る美食探訪。古くから変わらず在り続ける老舗の味と、ランドマーク完成に伴い街に誕生した新しい味。その新旧二つの味を堪能します。そして、女性に人気の雑誌『家庭画報』推薦の名店は、日本人シェフがフランス・パリにオープンしたフレンチレストランの2号店として開店したお店。コースの大半の料理に、シェフ自ら豊洲市場で選んできた新鮮な魚介が使われ、様々な調理法で提供しています。


■食幹(和)

東京スカイツリータウン、ソラマチの30階にある和食店。店内へ進むとロケーションが一望でき、東京の街並みを眺めながら食事を味わえます。大きな一枚板のフルオープンなカウンターキッチンでは、調理を見ながら料理を楽しむことも。「土鍋ぱえりあ」は、桜エビ、鮭、ムール貝、あさりなど具だくさんで魚介の旨みが行き渡った逸品。見た目はスペイン料理のパエリアのような豪華さですが、和食のエッセンスを取り入れているのため、あえて平仮名表記で“ぱえりあ”としています。


■レストラン カタヤマ(洋)

1972年に営業開始。4代目であり現在料理長を務める片山さんのお父さんが、1988年にお店を改装して分厚いステーキをメニューに。以降ステーキを目当てに多くのお客さんが現在も訪れています。ステーキは肉の味を引き出すため、素材はもちろん、切り方にもこだわっています。その特許を取得したというお店オリジナルの切り方「駄敏丁(だびんちょ)」は、肉の脂身や筋を取り除き、肉の全てを味わえるのが魅力。筋を取ることで嫌な硬さがなくなり、柔らかくなって食べやすくなります。


■李湘潭 湘菜館(中)

中国の南中央に位置する湖南省の料理を中心に提供するお店。花山椒の痺れる辛さがある四川料理に並び、唐辛子の辛さがメインの湖南料理も辛い中国料理の代表格。湖南省出身の毛沢東もこよなく愛した郷土料理です。お店のこだわりはスパイスや唐辛子、調味料、それらを厳選して使用しています。また、手作りしている米粉麺(ビーフン)も100%無添加が売り。今回いただいた角煮は、大ぶりの皮つきバラ肉を使い柔らかく煮込んだピリ辛な味付けのため、日本の角煮とは一味違った味わいがあります。


■志”満ん草餅(じまんくさもち/和菓子)

創業明治2年、押上の北側・向島にある和菓子店。お店自慢のよもぎ餅は、香り高いよもぎを見極め無添加で調理。北海道産の十勝小豆で作った餡を包んだ「あんいり」と何も入れずよもぎ餅本来の味を楽しめる「あんなし」を販売。「あんなし」は、白蜜ときなこをまぶしていただくとまた違った味わいがある。


■スパイスカフェ(カフェレストラン)

2003年創業、古民家を改装した趣のある店内のスパイス料理店。伊藤シェフ自ら世界中へ足を運び、本場で学んだ料理を参考に、多種多様なスパイスを使用した料理を提供。スパイスを使った家庭料理がほとんどないという日本で、カレーだけではない様々な料理を作っている。今回いただいたのは、海老・キーマの二種のカレーと、これまたスパイスを駆使して作った5種類のおかず、そしてインドの炊き込みご飯「ビリヤニ」。


■祇園辻利(甘味処)

創業150年以上の京都の老舗・祇園辻利の東京スカイツリー・ソラマチ店。宇治茶、抹茶菓子スイーツを取り扱っており、スカイツリーへの観光や買い物に訪れたお客さんなどが数多く利用。今回いただいたのは、コーンの上にお茶三種(抹茶・玄米茶・ほうじ茶)のソフトクリームに白玉、あんこが飾られたデザート。スカイツリーのデザインが形作られた限定のスプーンでいただけます。


■下町人情キラキラ橘商店街/鳥正、デリカショップくるみ

2013年の経済産業省「がんばる商店街30選」に選定された下町風情溢れる商店街。鳥肉、鳥料理、揚げ物など50種類以上のメニューを取り扱っている鳥正(とりしょう)では墨田区のふるさと納税の御礼の品として選ばれた「チキン餃子」を販売。また、デリカショップくるみのメンチとコロッケをあわせて作ったメンコロなど、食卓に嬉しいさまざまな種類のお惣菜が販売されている。


■浅草梅園

安政元年創業、165年続く浅草を代表する甘味処の老舗が東京ソラマチの1階に。あわぜんざいは、梅園が元祖だという。おぞうにやしるこなどで使用されるお餅、粟ぜんざいで使われる餅きびは毎朝浅草でつかれているもの。
 
 


■土井善晴×雑誌「家庭画報」 Restaurant TOYO Tokyo(フランス料理/東京・日比谷)

東京ミッドタウン日比谷にある「Restaurant Toyo Tokyo」は、日本人シェフがフランス・パリにオープンしたフレンチレストランの2号店として日本に初出店したお店です。パリの中山豊光シェフを師事し、お店の立ち上げにも携わっていた大森シェフが日比谷店のシェフを務めています。店内に入るとカウンターがあり、調理工程や仕上げを目の前で楽しめます。フランス料理というとソースのイメージがありますが、こちらでは食材そのものの味を引き立てる味付けを大切に、コースの大半の料理に使われる魚介はシェフ自ら豊洲市場で選んできた食材で、様々な調理法で提供しています。おまかせコースならでは、季節や仕入れによってその日その場で味わえるフレンチです。

「家庭画報おすすめの名店」お店の詳しい紹介はこちら
家庭画報.com : https://www.kateigaho.com/food/40064/