中嶋朋子のイギリス・緑の国から~地球とつながる新しい暮らし~

緑を愛し、自然を守る伝統が生きるイギリス。
この国には今、地球環境を考える新しい取り組みが始まっています。
女優・中嶋朋子が巡る、ロンドンから湖水地方への旅。
緑の国・イギリスならではの、地球とつながる新しいライフスタイルに触れていきます。

訪れるのは・・・

王立キューガーデン

世界中の4万種もの貴重な植物を見ることができる、世界遺産にも登録された広大な植物園、王立キューガーデン。 熱帯の植物を集めた大温室「パームハウス」には絶滅寸前の珍しいヤシが・・・ この場所には、ガーデニングの本場イギリスの人々の植物に寄せる深い愛情と熱意があふれている。

ロンドンの環境対策

大都市としては世界で初めて「CO2削減60%を2025年までに達成する」と大胆な宣言をしたロンドン。 その具体的な対策は・・・・
道路のCマークのゾーンを走る車は渋滞税を支払わなければならない。これにより交通量は減少し、ゾーン内のCO2を約16%削減。
さらに、発電すると同時に発生した熱も暖房や温水として利用する小型発電所を、次々と設置。 そしてロンドンのまわりには、都市化を防ぐために、 牧場などの緑化地帯「グリーンベルト」が、設けられている。
世界に先駆けて産業革命の起きた国ならではの先進的な取り組みなのだ。

湖水地方のワーズワースの家

イングランドで最も美しいと言われる湖水地方へ・・・。
19世紀、湖水地方の美しい自然を守る為に、鉄道建設の反対運動を起こした詩人、ワーズワース。 彼が暮らした家で、彼の湖水地方の自然を謳いあげた詩に触れながら、当時と変わらぬ風景を見つめ、時代を超えた自然保護の大切さを知る。

ピーターラビットゆかりの村へ

絵本「ピーターラビット」の大ファンという中嶋朋子がどうしても行きたかった場所がピーターラビットの作者・ビアトリクス・ポターの住んだ家や農場。
ポターの生きた当時そのままの家や美しい農場に感動し、ポターが湖水地方の土地や農場を買い取って、その場所を開発から守ったことを知る。

緑を守るためのボランティアに参加

美しい湖水地方にも外来生物が押し寄せ、英国古くからある生き物たちが追いやられている。 ヒマラヤ原産の植物を駆除するボランティア活動に参加。
湖水地方本来の自然を守る活動一端を知る。

EARTH FRIENDLY MEDIA
BS朝日はEARTH friendly MEDIAとして私たちの住む地球について考えていきます。