映画情報
2012年5月28日
インディーズ映画の話題作『短い記憶』が公開
2010年釜山映画祭で公開され、インディーズ映画としては異例の即時売切れとなった『短い記憶(原題:ヘファ、ドン)』(配給:マグネター株式会社)が公開される。
2007年の札幌国際短編映画祭において短編映画『小さな泥棒』で最優秀監督賞を受賞したミン・ヨングン監督が、釜山映画祭が若手の製作者をサポートする「アジア映画ファンド(ACF)」の制度を利用し、初めて長編映画にチャレンジした作品だ。
かつてドキュメンタリー番組のディレクターとして各地を奔走していたミン・ヨングン監督が、番組制作を通じて培った経験を映画のモチーフへと昇華させ、青少年の初恋・未婚の母・動物遺棄といった、一般的かつ社会的なテーマの中に、ありがちな恋愛映画や青春映画とは一線を画した登場人物とストーリーを配置。刺激的なストーリーや派手なビジュアル、トップスターの起用はないが、商業映画ではなかなか味わうことのできない作品に仕上がった。
原題の『ヘファ、ドン』とは、主人公のヘファの「冬」「動」「童」「同」などさまざまな意味を持っているという。その主人公女性ヘファを演じるユ・ダインは、新人とは思えない安定した演技が評価され、満場一致で「ソウル・インディペンデント映画祭2010」の独立スター賞(俳優部門)に輝いている。
17歳の高校生ヘファ(ユ・ダイン)とハンス(ユ・ヨンソク)は愛し合っていたが、ヘファが妊娠をしてしまうとハンスはこつ然と姿を消してしまった。まだ未成年のヘファは、ハンスとの幸せな人生を夢見たが、一人取り残されてしまった。5年ほど過ぎたある日、ヘファの前に突然現れたハンスは、死んだとばかり思っていた自分たちの子どもが生きていると伝える。ハンスの言葉が信じられないヘファだったが、子どもが養子にもらわれたという事実を知り、彼女の心はどうすることもできないほど揺れ動くのだが…。
心に迫るストーリーとていねいな演出、主演陣の繊細で感性を感じさせる演技で魅せる映画『短い記憶』は、6月9日より愛知、福井、岐阜、広島、福岡、石川のコロナワールド8館にて同時公開される。
また、劇場公開に先立ち、6月5日、ヒューマントラストシネマ渋谷にてミン・ヨングン監督の舞台あいさつ付き試写会を実施。さらに、公開直前となる6月7日・8日の2日間限定で韓国公営放送局KBSの動画配信サイト「KBS Download Mall(http://www.kbs-tv.jp)」、韓国放送局MBCの動画配信サイト「MBCオンデマンド(http://www.mbcjapan.co.jp)』でオンライン試写会も実施される。
『短い記憶』公式サイト:http://mijikaikioku.jp/





