【12月17日の放送内容】 第65話 病人とともに
数十年ぶりに山陰に戻ってきたホ・ジュン。ユ医院では先に帰郷したオグンが開院の準備を整えており、かつてのユ・ウィテの部屋に入ったホ・ジュンは、鮮やかに蘇る師との思い出に浸りながら、死ぬその日までこの場所で心医として歩み続けることを誓う。
ホ・ジュンが山陰にやって来た噂はあっという間に広まり、聞きつけた村人たちで医院は大賑わいとなる。折りからの凶作で村人たちは飢え、薬代もままならないが、ホ・ジュンは医院も米が底をつく苦しい状況にもかかわらず無料で診療を続ける。
ところが、そんな村を疫病が襲う。ホ・ジュンは役所に備蓄米放出を要請する一方、いち早く朝廷に非常事態発生を知らせ、内医院からかつての同僚たちが応援に駆けつける。力強い援軍を得て精力的に治療にあたるホ・ジュンだが、なぜか体が思うように動かない。やがて疫病は峠を越え、村には久しぶりに笑い声がこだまする。ホ・ジュンはそんな人々の声を遠くに聞きながら、やがて静かに目を閉じる。その手にはしっかりと鍼が握られていた――。