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    #116

    米山正夫&石本美由起

    昭和歌謡が生んだ不世出の大スター、美空ひばり。『リンゴ追分』『花笠道中』などで、天才少女から大人のスターへの脱皮を後押しした作曲家・米山正夫。そして『哀愁波止場』『悲しい酒』などで、女王の座を確立させ、ひばりに最も多くの作品を提供した作詞家・石本美由起。その他、数多くのヒット曲を生み出した昭和歌謡の功労者2人の音楽人生に迫る。
     
    ●シベリア抑留から帰還(米山正夫)
    米山正夫は、かつて田園地帯だった東京・原宿で生まれ、父の勧めで音楽を志す。下積み時代に慰め合った親友・近江俊郎との友情も紹介。やがて徴兵され、終戦後はシベリアへ。過酷な抑留生活の支えは、ポケットに忍ばせた『山小舎の灯』の楽譜だった…。
     
    ●瀬戸内からハワイへの夢(石本美由起)
    幼い頃からぜんそくに苦しみ、孤独な日々を送った石本美由起。唯一の支えは詩を書くことだった。同人誌への投稿が認められて作詞家へ。出世作『憧れのハワイ航路』は瀬戸内の海から発想を得たという。そして、憧れの美空ひばりの楽曲を任されることに…。
     
    ●ひばりからのエール(米山正夫)
    名曲の誉れ高い『リンゴ追分』誕生秘話を紹介する。米山は“和洋折衷”の作品を提供し、ひばりの大人への過渡期を音楽面で支えた。しかし、レコード会社内の対立が2人の蜜月を引き裂く。その時、ひばりが取ったおきて破りの行動とは?
     
    ●不死鳥伝説のトリを飾った『人生一路』(石本美由起)
    古賀政男と作り上げた『悲しい酒』が、ひばりの熱唱でよみがえるまでをたどる。『矢切の渡し』『長良川艶歌』で石本演歌は円熟期に。ひばりが東京ドームで開催した伝説の公演「不死鳥コンサート」でトリを飾った『人生一路』に込められた家族愛とは? 
     
    美空ひばりの数ある名曲の中でも最も人気の高い2曲『リンゴ追分』『悲しい酒』を生み出し、その歌手人生をそれぞれの立場で支えた米山正夫と石本美由起。ひばりの大ヒット曲はもちろん、昭和歌謡の黄金期を彩った名曲の数々が、懐かしい思い出とともによみがえる。