いにしへ日和

【静岡】　松崎・漆喰の町

美しい駿河湾を望む松崎町。
ここは今日では希少な、なまこ壁の町並みを残しています。
なまこ壁とは、平瓦を並べ、そのつなぎ目を漆喰で固めて作られています。
この地に生まれた通称“伊豆の長八”といわれる入江長八は、
漆喰をもって絵を描くという独特の画法を使い、数々の名作を生み出した名工。
長八が幼少期によく遊んだ浄感寺には、彼が残した作品が残されています。