いにしへ日和

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ストーリー

【山形】山形市・山形の洋館

蔵王連峰に抱かれる山形市は、明治から大正にかけて、 数多くの洋館が建てられました。 旧済生館本館は、明治11年に建てられた県立病院です。 宮大工たちが腕を振るった建物は、 よく見ると洋風と和風が交じり合っています。 この病院に招かれたのは、オーストリア人医師のローレツ。 彼は治療にあたる傍ら教壇にも立ち、 医師の育成にも力を注ぎました。 多くの命を助けた建物は、文明開化の象徴として、 今も大切に守られています。