いにしへ日和

明治初期、日本の近代化に躍起になっていた明治政府は、 多くの外国人を招聘、そんな外国人達が好んで訪れた観光地が 日光でした。宣教師であり、医者でもあったヘボン博士も日光を 訪れた一人。当時、外国人を泊める宿は１軒もなかったため、 東照宮の楽師だった金谷善一郎が、自宅を宿として提供します。 これが、日本最古のリゾートホテル・日光金谷ホテルの始まりです。 柱や梁、随所に施された日本的な絢爛豪華な装飾など、 ホテル内には、外国人客を喜ばせたいという創業当時の思いが詰まっています。