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    #375

    三山ひろし(歌手)

    ゲスト×インタビュアー
    三山ひろし(歌手)× 小島慶子(タレント、エッセイスト)

    1980年9月17日、高知県南国市生まれ。小学生の時に両親が離婚し、祖父母、母、弟の5人家族。貧しい家計を母親が女手一つで支えた。中学1年で新聞配達を始め、家計を助けるようになった三山を支えたのは、祖母が好きな「演歌」だった。3歳から演歌を歌っていた三山は、いつしか「演歌歌手になること」を夢見るようになる。
    高校卒業後はガソリンスタンドに就職。その頃、祖母から詩吟をすすめられ、詩吟教室に通い始める。すると、数多くの賞をもらうようになり、詩吟の師匠になる道を薦められる。しかし「詩吟よりも演歌!」と、最後の後押しをしてくれたのも祖母だった。NHKのど自慢に応募、審査に合格して、チャンピオン大会に出場する。「やはり僕には演歌なんだ」「売れるまでは、絶対に高知には帰らない!」と、上京を決意したのは25歳の時だった。
    上京後、知人の紹介でウエイターとして働いていたが、実はその店のオーナーは歌手の松前ひろ子だった。三山は、松前とその夫で作曲家の中村典正に弟子入りする。
    そして2007年、日本クラウン創立45周年新人オーディションで「準グランプリ」を受賞。2009年には「人恋酒場」でデビューする。「これで故郷に帰れる、母親の顔がみれる」…涙ながらに三山は語る。
    現在は演歌界のホープと目され、紅白歌合戦には2015年から3年連続出場中。高音には清潔感、低音には安心感と活力がある三山の歌声は、活力をビタミンに例えて「ビタミンボイス」と呼ばれている。デビュー10年目を迎え活躍目覚ましい今、三山ひろしのすべてに迫る!