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    #376

    風間杜夫(俳優)

    ゲスト×インタビュアー
    風間杜夫(俳優)× 吉永みち子(作家)
     
    1949年4月26日、東京生まれ。両親と姉の4人家族。小学2年生の時、児童劇団に所属したことをキッカケに芝居と出合う。小学5年生の時には東映京都撮影所に10カ月間通い、連続8本の映画に出演するほどの人気子役として活躍した。しかし中学生になったときに子役を辞めることに。風間が語ったその理由とは…。
    1969年、一浪して早稲田大学に入学。早稲田の三大劇団「自由舞台」に所属する。しかし時代は学園紛争の真っ只中。風間も街頭デモに参加し、2泊3日の留置所生活を経験したこともあった…。
    1971年に大学を中退し、劇団「表現劇場」を結成。メンバーとして大竹まこと、斉木しげる、きたろうも所属。風間は事務所も兼ねたアパートに大竹と斉木の3人で暮らしていたという。3人の奇妙な共同生活、爆笑エピソードを明かす。
    そして1983年、ドラマ「スチュワーデス物語」に出演。教官役を演じ、風間は35歳にしてアイドルのような存在になる。アイドル情報誌に名前が載るほどの人気ぶりで、歌を発売してコンサートを開いたことも。しかし風間本人は壁にぶつかっていた。アイドル的イメージによって、いい人の役しか依頼がこなくなり、やりたい芝居が出来ないことに苦悩したという、当時の心境を語る。
    毎年舞台に立ち、48歳で一人芝居に挑戦。以来20年、一人芝居を続けている風間。1公演が5時間に及ぶこともあり、時には一人で何役も演じる中で相手役が見えるときがあると言う。そんな風間にとって一人芝居の極致とは? そして、師匠を持たずに独学で学び披露してきた落語への情熱も語った。
    現在68歳の風間は今年4月、ミュージカルに初挑戦する。これまでミュージカルの出演はずっと断ってきたという風間に、一体どんな心境の変化があったのか。
    インタビューは、風間が30年来の付き合いがある牛たん料理屋で行われた。気心の知れた女将さんのお酒が強すぎたせいか…、普段なかなか見ることのない風間の素顔が見えてくる。ほろ酔いのインタビューに華が咲く1時間。