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#385

市川由紀乃(歌手)

ゲスト×インタビュアー
市川由紀乃(歌手)× 舘野晴彦(編集者)

1976年1月8日、埼玉県浦和市生まれ。幼い頃から大の歌好きで、数々ののど自慢大会で優勝するほどだった市川が歌っていたのは、なんと昭和を彩った演歌の名曲。幼い市川が演歌を選んだ理由とは…。
中学1年の時、両親が離婚し、生活が一変。7歳上の兄は、脳性麻痺の障害を抱え、成人しても学習能力は、小学生レベルのまま。そんな兄を一家の収入を支える母に代わり、中学生になったばかりの市川が世話をすることになった。
ひたむきな思いが実を結んだのは、高校2年の時。地元・埼玉県の新聞社が主催するカラオケ大会で優勝すると、芸能事務所からスカウトされる。そして、都はるみの育ての親である作曲家・市川昭介に弟子入り。市川由紀乃という名をもらい、1993年に「おんなの祭り」で念願の歌手デビューを果たした。家族のために市川は必死で歌い続けたが、デビューから9年が経った時、歌手引退という大きな決断に至る。一体、何があったのか? 自ら終止符を打ったワケを語ってくれた。
その後始めたアルバイト生活は、実に4年半に及んだ。そんな市川が、再び歌の世界に戻ろうと思ったきっかけは、兄の存在だったという。そして復帰から2年、兄が39歳という若さで他界。以来、肌身離さず持ち歩き、共に歩んでいるという、兄が生前に書いてくれた手紙の内容とは…?
兄の死から8年、市川は兄の手紙を胸元に入れ、念願の紅白歌合戦への出場を果たした。その舞台裏とは? さらに私生活についてや結婚観も聞く。