ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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5月31日(日)ゲスト:井上芳雄 (舞台俳優)

デビュー以来15年、〝ミュージカル界のプリンス〟と称される、井上芳雄。井上は、ミュージカル専門誌が発表するミュージカル・ベストテンの中で、男優部門で6年連続1位に選ばれた、今、日本のミュージカルを牽引するトップスターだ。舞台映えする長い手足に、端整な顔立ち。しかも、東京藝術大学声楽科卒業と、まさに、ミュージカルの申し子のような存在。

そのデビューは、まさに衝撃的だった。東京藝大在学中の二十歳の時、帝国劇場で行われたミュージカル「エリザベート」で皇太子・ルドルフ役で鮮烈デビュー。当時、帝劇で行われる舞台で役がもらえるのは、元宝塚のトップスターや劇団四季出身者の実力者ばかり。無名の新人が舞台に上がることなど、異例中の異例だった。 そのわずか2年後には、「モーツァルト!」で主演に大抜擢。以来、数多くの作品で帝劇のセンターに立ち続けている。

2006年、読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞したのを皮切りに、菊田一夫演劇賞、日本映画批評家大賞舞台ミュージカル大賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞するなど、数々の演劇賞を受賞。

しかし、そんな順風満帆に見える演劇人生の裏には、大きな挫折も…。2003年、蜷川幸雄演出の舞台「ハムレット」にレアティーズ役で出演すると、その演技を全否定され、稽古恐怖症に…。
「自分には芝居をする資格がない」
人知れず悩み続けた井上は、作家・井上ひさしとの出会いによって、その思いが変わっていったという。

今回のインタビュー場所は、舞台俳優・井上芳雄が生まれ、育った帝国劇場。帝劇を代表するトップスターの素顔、その魅力に、小島慶子が迫る。