ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

  • トップページ
  • バックナンバー
  • インタビュアー
  • contents4

バックナンバー

2月27日(土) ゲスト:増田明美 (スポーツジャーナリスト)

スポーツジャーナリスト増田明美。現役時代は、"天才少女"と称されたマラソンランナー、しかし現在は「わかりやすい解説者」「詳しすぎる解説者」としてのイメージの方が強いのかもしれない。
陸上界に突如として現れ、日本記録を次々に塗り替えていった逸材中の逸材。しかし、小学生のころは足が速いという自覚はまるでなく、中学校では軟式テニス部に所属していた。中学二年生の時、町内一周駅伝に助っ人として出場したことが、彼女の人生を大きく変える。4位でタスキを受け取った増田は、高校生男子3人をごぼう抜き。優勝の立役者として一躍注目を浴びたのだ。部活動も陸上部へ移籍し、天才ランナーとしての人生が始まった。
その後、順調に陸上人生を歩んでいた増田に、ロサンゼルスオリンピック出場のチャンスが巡ってくる。この大会から女子マラソンが初めて正式種目として採用されたことで、日本中の期待が増田に集まっていた。しかし、当時はまだスポーツ理論も確立されていない時代。暑いロサンゼルスを想定し、酷暑の中で厳しい練習を課せられたことで、増田は心身ともに疲労困憊(こんぱい)、コンディションは最悪だったという。そしてついに事件が起きる。日に日に増すプレッシャーにつぶされ、大会直前の大規模な壮行会をすっぽかしてしまったのだ。彼女の消耗した様子を知っていた周囲は自殺を心配するほどで、この失踪事件は大騒動に…。そして気持ちの整理もできないまま挑んだ、オリンピック本番。結果は16キロ地点で倒れて棄権…。期待が大きかった分、帰国後の増田に非難が集中した。心無い言葉で罵倒され、家から一歩も出ない日々が続く。それでも陸上を諦めず、渡米してブラジル人コーチに師事した。悲壮な顔をして走っていた増田が、明るさを取り戻すきっかけとなったコーチの言葉とは? 復活までの壮絶な道のりを語る。
 現役引退から24年、現在は解説者として新たな道を歩む増田は、選手の表の部分だけでなく、人間性までも伝えようと努めてきた。単なる選手としてではなく、一人の人間としての一面を伝えることで、より興味を持ってもらおうという彼女の心意気が、多くの人々の共感を得ている。増田の解説者としての原点は、ある人との出会い。彼女の人生を変えた、意外な人物とは?  インタビュアーは、増田の高校時代から取材を通じて親交を深めてきたという、テレビ朝日スポーツコメンテーター宮嶋泰子が務める。

2月28日(日) ゲスト:安田正 (研修会社代表)

自己啓発、経営、マーケティングなど、年間1万種類が出版されているというビジネス書。その中で、30万部を超えるベストセラーとなり、今話題を集めている「超一流の雑談力」の著者・安田正、62歳。
研修会社の代表を務める安田のクライアント企業は、1700社以上。安田の持つ実践的な英会話テクニックや、コミュニケーションのノウハウを求め、一般社員から上級役員まで、多くのビジネスマンがその門をたたいてきた。
安田の説く英会話術、コミュニケーション術は、何が特別なのか? 多くの一流企業がそのノウハウを求めるわけとは? メディアには、ほとんど登場しない安田正の素顔に、インタビュアーの小島慶子が迫る。
まず小島は、雑談や会話のコミュニケーションについて、安田に疑問をぶつけていく。普段何気なくしているように思える、"雑談"。しかし、メールやSNSの普及により、 会話そのものが不完全になっている現代人は、ビジネスで結果に結びつく"雑談"ができなくなっているという。コミュニケーション不全の中で、どんな"雑談"が的確に実を結ぶのか?
そして、世界全体がボーダレスとなっている現代、グローバル化社会の中で必要になるのが、外国人とのコミュニケーションだ。安田の持つ"コミュニケーション術"は、世界的な大企業にも頼られてきた。1999年、日産とルノーが資本提携した際、日本にやって来たカルロス・ゴーンは、上級役員たちの話が「よくわからない」と首を振ったという。高学歴で、大企業の役員にまで上り詰めた、いわばエリートたち。もちろん会話も下手なわけがない…。しかし、ゴーン社長は会議の度に、「君たちの話はわかりにくい」と言い続けた。そこで、日産の役員たちは、安田の"コミュニケーション術"に頼ることになる。毎週土曜日に4時間、1年もの時間をかけトレーニングを続け、ついにはゴーン社長も納得のコミュニケーションが取れるようになった。果たして、安田はどのようなマジックを使ったのか? さらに、外国人とのコミュニケーションで必要不可欠な、英会話の習得術とは?
  安田は、日本人が英語に苦手意識があるのは、"ネイティブ"にこだわるから、と断言する。中学校、高校、大学と、10年間も英語を学んでいるのに、思うように話せないのはなぜなのか? 現在、オーストラリアのパースに生活の拠点を置く小島の体験談も交えつつ、目からうろこの安田流"英会話のコツ"が明かされる。さらに、安田の考える、生き抜くための知恵についても…。これから社会に出る若者、日々の仕事に惰性を感じている人、必見の60分!