ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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2月11日(土)
ゲスト:追悼・松方弘樹(俳優)

ゲスト×インタビュアー
松方弘樹(俳優)×石原正康(編集者)

俳優の松方弘樹さんが1月21日に脳リンパ種のため74歳で亡くなった。
2016年2月に入院し闘病生活を送る中、突然の訃報。
番組では、入院直前に収録・放送した松方さんへのインタビューを再構成、未公開部分も加え、緊急追悼企画として放送する。
「健康について」「これからやりたい役」そして「生まれ変わったら?」など、闘病直前に松方さんが語った言葉とは…?

インタビューは、松方さん行きつけの赤坂の料亭「口悦」で行われた。映画監督・小津安二郎が名付けた店には、映画関係者が多く訪れる店。
松方さんは、時代劇俳優・近衛十四郎、女優・水川八重子の長男として誕生。
弟は俳優・目黒祐樹。俳優一家に生まれたが、幼少時代の夢は「歌手」。
歌手を目指し、16歳で上京。作曲家の内弟子となるも17歳で俳優デビュー、そのきっかけとは?

役者としての大きな転機となったのは、映画「仁義なき戦い」。シリーズ5部作で3回登場。
最後には殺されるヤクザ役だが、毎回違う役柄で出演し、個性的に熱演。
当時30代前半。甘いマスクを嫌い、サングラスをかけてメイクも施し、強面の顔を目指した。
顔にシワを刻むためにとんでもない方法を試した事もあったという。その方法とは?そこまでしても「悪」を演じるのは楽しい言う松方さん。その魅力を語る?

綺羅星のごとく大物映画スターが数多く存在した時代に銀幕デビュー。鶴田浩二にはカッコいい着物の着方を、萬屋錦之介には長袴の美しいさばき方を学んだという。
石原裕次郎や菅原文太との交流秘話も紹介する。
そして「殺陣の名手」と言われる松方は、独自の技を披露。美しい立ち居振る舞い、カメラ位置を意識した刀のさばき方など、その極意を実演。

役者だけでなく、監督やプロデューサーもつとめて才能を発揮。3億円もの収入を得たことも。それを一気に使い切ったエピソードも紹介。
そしてライフワークの「マグロ釣り」では2015年5月、死闘6時間半の末に、361キロの巨大マグロを釣り上げ話題となった。
役者からプライベートな一面まで、数多くの話題を提供した松方弘樹さんを偲ぶ・・・。

2月12日(日)
ゲスト:松原智恵子(女優)

ゲスト×インタビュアー
松原智恵子(女優)×ヤン ヨンヒ(映画監督)

女優になったきっかけは、日活の「ミス16歳コンテスト」。美人姉妹として知られていた姉たちが、各地のミスコンに応募し、たくさんの賞品をもらって帰宅するのを見ていた松原は、自らもミスコンに挑戦。賞品の“東京見物”も松原にとって魅力的だったという。このころの将来の夢は、キャビンアテンダント。そのため、東京の大学へ進学し、英語を勉強することを心に決めていた。その目的の一歩が、賞品の東京行きだったのだ。そして、「ミス16歳コンテスト」で見ごと入賞。結果、東京へは行ったものの進学はせず、日活に声を掛けられて、女優の道へ進むことを決めた。
1961年、女優としてデビュー。当時は日本映画の黄金期。松原より一足早く日活に入った日活ニューフェイスの一期生、宍戸錠さん。「太陽の季節」で鮮烈デビューを果たした石原裕次郎さん。大学在学中にスカウトされた、渡哲也さん…。日活の看板女優として、松原はそうそうたる俳優陣と共演するようになっていく。特に、共演数が多かった渡哲也さん、宍戸錠さんとの共演秘話とは?
1960年代後半、世の中の風潮が映画からテレビへと移行すると、松原はいち早くテレビを舞台に活躍するように。それが、彼女の人気をさらに押し上げた。レコードデビューも果たし、このころには1日100枚のファンレターが届くようになっていた。ファンレター整理のため、郵便局内の整理棚のような都道府県別に仕分けできる棚を自宅に作ったというほど。吉永小百合さんとの視聴率競争が繰り広げられていたのも、このころ。当時の松原の思いとは?
27歳で結婚。お相手はジャーナリストの黒木純一郎さん。22歳の時に雑誌の密着取材で知り合い、5年後に結婚した。新婚旅行は、アフリカ大陸横断100日! 車2台で、サハラ砂漠など、アフリカ各地を走破したという。海外旅行が今ほどメジャーではなかった1ドル365円の時代に、松原が経験した旅の思い出とは?
これまでに、130本以上の映画に出演してきた松原。映画「ゆずの葉ゆれて」では、ソチ国際映画祭主演女優賞を受賞。さらに今年、第71回毎日映画コンクールで、田中絹代賞を受賞した。日本映画の黄金期を支え、55年間、女優として第一線で活躍してきた松原智恵子の女優魂と、知られざる素顔に迫る!