ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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2月25日(土)
ゲスト:佐藤琢磨(レーシングドライバー)

ゲスト×インタビュアー
佐藤琢磨(レーシングドライバー)×宮嶋泰子(テレビ朝日スポーツコメンテーター)

モータースポーツの最高峰、F1グランプリに出場し、現在はアメリカのインディカー・シリーズで活躍を続けるレーシングドライバー・佐藤琢磨。佐藤のF1マシンを前に、インタビュアー・宮嶋泰子がその素顔を明かしていく。
通常、モータースポーツの最前線で活躍するドライバーは幼少期からレーシングカートで腕を磨き、徐々にステップアップしていく。しかし、佐藤はその定石の道をたどっていない。佐藤がモータースポーツに興味を抱いたのは10歳の時。鈴鹿サーキットで初開催されたF1グランプリを観戦し、アイルトン・セナの走りに強くひかれた。しかし、どのようにしてその世界に入れば良いのか、そのすべがわからなかった。
そこで佐藤が興味を抱いたのが、自転車競技。車と同じように車輪があり、研ぎすまされた競技用自転車は、若き佐藤にはF1のように見えたという。そして、やるからにはトップになりたいという佐藤の闘争心が、道を切り開いていく。自転車部の無かった高校では考古学が専門の担任に自転車部設立を嘆願し、顧問1名、部員1名で自転車部を設立。体格的に劣る自らの弱点を補うため、ライバルたちの走りや戦略を徹底的に研究し、高校3年生の時にはインターハイを制し、日本一の座を手に入れた。
早稲田大学に進学後、佐藤に大きな転機が訪れる。鈴鹿サーキットが運営するレーシングスクールに、入校することになったのだ。心の中にはずっと「F1ドライバーになる」という夢があったという。持ち前の身体能力と探究心でスクールを首席で卒業すると、佐藤は次のステップへ。憧れのアイルトン・セナが制したイギリスF3へ参戦すると、圧倒的なパワーでシリーズを制覇。さらに、世界中が注目する世界一決定戦、マカオグランプリで優勝すると、2002年、日本人として史上7人目のフルタイムF1ドライバーに。モータースポーツの世界に身を投じ、わずか5年で頂点のカテゴリーに到達した偉業は、日本のみならず、世界中から注目された。
世界最高峰のカテゴリーにおいても佐藤は活躍を続け、2004年には当時の日本人記録を次々と塗り替え、アメリカグランプリでは3位表彰台を獲得した。しかし、2006年から加入したオールジャパンのチーム、スーパーアグリでは苦難の連続。2008年、資金難からチームはシーズン途中にF1から撤退。佐藤もシートを失ってしまう。諦めずオファーを待ち続けた佐藤だったが、再び佐藤がF1のシートに座ることはその後なかった。
しかし、佐藤は引退することなく、新天地アメリカに活躍の場を求める。北米最高峰のインディカー・シリーズに2010年から参戦を始めたのだ。“インディ”といえば、モナコグランプリ、ル・マン24時間と並び、世界三大レースの一つに数えられる。佐藤は、ここでも印象的な走りを披露し、目が肥えたアメリカのレースファンの心をつかんだ。今年40歳を迎えた佐藤は、名門チームに移籍、さらなる活躍が期待されている。 佐藤は、人生のさまざまな局面で何を考え、どうアクションを起こしてきたのか? 一つ一つを丁寧に話す佐藤の言葉に、インタビュアーの宮嶋も感心することしきり。番組を見れば、佐藤がなぜ世界を舞台に活躍を続けることができるのか、あなたも納得できるはず!

2月26日(日)
ゲスト:渡辺いっけい(俳優)

ゲスト×インタビュアー
渡辺いっけい(俳優)×小島慶子(タレント、エッセイスト)

一度見ると忘れられない、渡辺の印象的な演技。その片りんは小学校時代にあった。人気者ではなく、性格は内向的…しかし、人を楽しませるのが好きだったという。渡辺の本領が発揮されたのが学芸会や文化祭、それも主役ではなく脇役だった。幕間に舞台に出て観客を笑わせたりもした。また絵を描くことが好きで、中学卒業までは真剣に漫画家になることを夢見ていたという。しかし高校で自分よりも絵の上手い友人に出会い、その夢を諦める。そして次に目指したのが、役者だった。
大学は、大阪芸術大学へ進学。一から役者の勉強をしたいと考えての進路だった。1年生の時、劇団☆新感線の主宰・いのうえひでのりから声が掛かり、劇団☆新感線に入団。この時、いのうえに演技の基礎をたたき込まれたことが財産だと語る。さらに22歳の時、いのうえから「プロの役者になりたいなら東京へ行った方がいい」と言われ、上京。そして唐十郎主宰の「状況劇場」へ入団した。しかし、わずか2年で劇場が解散。大学の友人らの紹介で、舞台には立っていたものの、生活は困窮していく。パン屋でパンの耳をもらい、友人と食べたことも。しかし、役者として生きていくと心に決めていたので、それほど苦にはならなかったという。
その後はどこにも所属することもなく、野田秀樹演出の舞台など、他の劇団に客演で参加していた。すると、片岡鶴太郎からテレビドラマにも出演した方がいいと声がかかり、ドラマに挑戦。30歳の時にNHK連続テレビ小説「ひらり」で石田ひかり演じるヒロインから慕われる医師・安藤竜太を演じ、その名を知られるようになる。また、「救命病棟24時」や「ガリレオ」など、人気ドラマに次々と出演、名バイプレイヤーとして輝きを放ってきた。
現在、テレビ朝日のドラマ「豆腐プロレス」でAKB48と共演している渡辺。過去にはハロプロに夢中になったこともあるアイドル好きの一面も…。つんく♂さんの作るメロディーが、ベストテン世代にはたまらない、と熱い持論も展開する。
インタビューの場所は、行きつけの新横浜にあるフレンチレストラン「HANZOYA」。記念日は、このレストランで過ごすと決めているというなじみの店。2度と同じ料理が出てこないところが役者と同じ、と渡辺は語る。 ドラマ、映画、舞台で活躍する一方、その素顔はほとんど知られていない俳優・渡辺いっけいの知られざる素顔を、タレントでエッセイストの小島慶子がひもといていく!