石のことば ~彫刻家・藤好邦江のイタリアの日々~

石のことば ~彫刻家・藤好邦江のイタリアの日々~

番組概要

イタリア・カッラーラ。
トスカーナ地方北部に位置するこの町は、人口6万5千人あまりの自然豊かな美しい町。
良質な大理石の産地として世界中にその名を知られ、彫刻家の聖地でもある。
ルネッサンス時代の偉大な芸術家ミケランジェロもまた、上質の石を求めてカッラーラを頻繁に訪れた1人。

カッラーラの石切り場から石を運び出すための道を作る力の入れようだったという。
カッラーラは、遠く離れた日本の芸術家たちをもひきつけてきた。
そして、彫刻家・藤好邦江もカッラーラの石に魅了された1人。
若干31歳にして、ローマ法王へ献上する胸像を制作し、かのサグラダ・ファミリア で主任彫刻家をつとめる外尾悦郎からも認められた、女性彫刻家だ。今まさに花開こうとしている彼女の目を通して、“石を彫るということ”、そしてカッラーラと日本人のかかわりをひもとく。

放送内容

2012年2月。
寒風ふきすさぶある日、東京・銀座の老舗レストランで、藤好邦江さんとはじめてお会いした。
長いまつげと白い肌と、時折まじる強気な言葉。
ナイフとフォークを優雅に操り、言葉少なに皆の話にあいづちを打つ。きれいな人だ。
その時期、彼女は大事なイベントを控えていた。

それは自身の作品の、ローマ法王への献上式である。藤好さんが彫った大理石によるローマ法王の胸像が、かのローマ法王・ベネディクト16世に献上されることになったのだ。
藤好さんは、世界一の大理石の産地であり、ミケランジェロをはじめ、名だたる彫刻家を引き付けてきたイタリア・カラーラに工房を構え、日々彫刻に打ち込んでいる彫刻家である。

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