人生を変える7日旅

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放送内容

♯13 メダリストがオーストラリアでイルカと泳ぐ旅 西オーストラリア・パース×田中雅美(シドニーオリンピック銅メダリスト)

元競泳選手・田中雅美が 西オーストラリアのパースを旅する。
旅の目的は「ドルフィンスイム」つまり野生のイルカと泳ぐこと。
イルカと泳ぐことで、自分にとって「泳ぐ」とは何なのかを見つめ直す。

小学生から水泳をはじめ、アトランタ、シドニー、アテネと、オリンピック 3大会連続出場を果たし、シドニーでは銅メダルも獲得した田中雅美。
水泳はつねに自分の一部だったにもかかわらず、10年前に現役を引退して からは(仕事以外で)なぜか 自ら泳ごうという気持ちになれないという。
しかし、イルカとだったら、素直に「泳ぎたい」という気持ちになれるというのだ。

訪れたのはパース近郊ロッキンハムの海。ここでは 地元に生まれ育ったテリーが、25年もの間 野生のイルカとコミュニケーションを続けることで可能となった、人気のドルフィンスイムツアーがある。餌付けなどは一切していない、
野生のイルカ。一緒に泳いでくれるかどうかは まさにイルカの気分次第だ。
田中はテリーとともに、はじめての野生のドルフィンスイムに挑戦、果たしてイルカと泳ぐことができたのか?そして田中の心境の変化とは?

「世界一住みやすい街」ともいわれる美しい街パース。都会でありながら、
近郊には、さまざまなオーストラリアの自然、大地と地球を感じる場所もある。
「荒野の墓標」と呼ばれる 殺伐とした黄砂の大地に林立する無数の奇岩、
砂漠の中に突然姿を表す白い砂丘、まるで 世界の終わりを感じさせる風景にであい、
田中は何を感じ、何を想うのか。旅が彼女にもたらした変化とは。