人生を変える7日旅

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放送内容

♯23 八木亜希子・北海道の最果てへ
~稚内・宗谷岬・礼文島 「家族」を見つめる旅~

旅人はフリーアナウンサー・八木亜希子。

「子供の頃から、電車に乗っていても、あるいは、大人になって取材に出かけたときも、ちょっと変わった家や場所を見つけると、こういうところに住んでいる人は、どんな生活をしているんだろうと、興味があったんですね。最果ての時間の流れ方とか、どんな日々の生活なのかとか、好きなテレビは何なのかなとか。」

子供の頃から、横浜、東京、と都会暮らしが多いという八木。
都会のくらしの中では 会ったことのない人々や景色、
そこに住む人の暮らしを知りたい、と北の最果てを旅する。

旅の行程は、旭川から稚内にのびる宗谷本線を2日かけて乗って北上し
さらに稚内、宗谷岬を経て 最北の離島・礼文島にわたる。

一日に数本しかない各駅停車に乗りながらの電車旅。
北海道一小さい村、音威子府駅で出会ったのは
70年近く続くおそば屋さんの仲のいいご夫婦。
思い立って降りた秘境駅・糠南は、人家も見当たらない原っぱの中の無人駅。
次の電車までは4時間。駅ノートに書かれていたのは…

ロシアとの国境の町・稚内、宗谷丘陵では絶景にふれ
礼文島では"歌って踊る"名物ユースホステル・桃岩荘に泊まる。
そして、旅の最後に出会ったのは、島の中でも特に気候の厳しい集落に住む
84才の漁師さん。北海の自然とともにある漁師の暮らし。
たった1人になってもそこに住み続ける理由とは…

北の人々の生き様が、旅人・八木亜希子の心を動かす。