絶景!開運紀行  徳川家康没後400年 霊峰に抱かれた世界遺産・日光

絶景!開運紀行  徳川家康没後400年 霊峰に抱かれた世界遺産・日光

お知らせ

【放送日時】
2016年5月16日(月) よる7:00~8:54再放送

番組概要

「絶景!開運紀行  徳川家康没後400年 霊峰に抱かれた世界遺産・日光」

標高2000m級の山々の麓に開かれた日光は、1200年以上も昔から多くの寺院や神社が建立され、東日本随一の山岳霊場として人々の信仰を集めてきました。源頼朝にも敬われ、かの徳川家康も「一周忌が過ぎてから日光山に小さな堂を建てて分霊して祀(まつ)れ」という遺言を残してこの世を去ったと伝えられています。
俳優・宍戸開と女優・一路真輝が、そんな、世界遺産にも登録されている日光の社寺から奥日光をめぐり、この地が時代を超えて人々の思いを集める理由を探っていきます。
まず訪れたのは、かつて日光山全域を境内としていた日光山輪王寺の大本堂・三仏堂。平成の大修理中の貴重な仏像に出会います。
そして、徳川家康が眠る日光東照宮へ。そこは、三代将軍・徳川家光が江戸幕府の総力を挙げて築き上げた異空間。旅人は300年以上の歴史をもつ「堂者引き」の案内で、「三猿」「眠り猫」や伝説の霊獣など合わせて5000体以上もの彫刻に込められたメッセージをひも解きます。

さらに、徳川家光の霊廟(れいびょう)・大猷院(たいゆういん)では、特別に公開されている徳川家康の位牌(いはい)に手を合わせ、はるかなる時へ思いをはせます。
旅の途中で立ち寄ったのは日光名物「湯波」の老舗。修行僧の食料として発展し、今も神仏に捧げられる湯波料理を味わいます。
縁結びにご利益があるという日光二荒山神社では、ご神体の男体山(二荒山)こそが日光信仰の始まりであることを知ります。そんな霊峰・男体山を拝むために、旅人は、いろは坂から中禅寺湖へ。
湖畔から見上げる雄姿に思わず息をのみます。

落差97mの華厳ノ滝をはじめとする日光四十八滝や温泉などは全てが山々の恵み。この地からこんこんと湧き出る水が何千年にも渡って大地を潤し、人々の心のよりどころになってきたのです。
旅の終わりに、ロープウェイで向かったのは、明智平展望台。旅人は、そこに広がる絶景の全てが大自然の芸術であることに深く感銘をうけます。
何世紀にも渡り、脈々と受け継がれてきた日光の美しい風景と、深い信仰をたどっていきます。