海を喰らう・山を喰らう~食の達人・作家甲斐崎圭が熊野灘・知床羅臼を行く~

海を喰らう・山を喰らう~食の達人・作家甲斐崎圭が熊野灘・知床羅臼を行く~

番組概要

自然の現場体験に魅了された、作家・甲斐崎圭(63才)。

彼は、山や海をフィールドに生きる人たちを訪ね、話を聞いたり、同行したりして歩く様になって数十年。 ある山では、猟師に狩猟の厳しさを見せられ野性との共存を知り、 また海では沖に出る漁船に同乗し、数メートルの荒波にもまれる中で、漁師の世界をたっぷりと体験する。
甲斐崎の住むのは紀伊半島の熊野灘。日本有数の漁場として知られる場所で沖合いの底曳き網漁船に乗り漁をする。そして、船上で作る、いたって大雑把で大胆な、味は文句なしの絶品の料理を堪能する。 甲斐崎がもうひとつの故郷とする知床・羅臼。日本の最北東端ではエゾシカの大量発生が課題となっている。 地元のハンターに同行しエゾシカを追う。自然と人間との共存を目の当たりにする。 その甲斐崎圭が、都会(まち)から失われたものを求めて様々な場所を訪ね自然と野生の味を堪能しながら、変わらぬ大自然に今何が起きているのか・・・問いかけていく。