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#153

「おおさむこさむ」 (長野県 伊那)

おおさむこさむ 山から小僧が泣いてきた
なんといって泣いてきた 寒いといって泣いてきた

小寒のはじめ1月初旬から、大寒の終わり2月初旬までは「寒中」、暦の上では最も寒さの厳しい期間です。中央アルプスと南アルプスに挟まれた長野県伊那市では、この寒さを利用して「凍み大根」が作られます。「おおさむこさむ」は、山からの冷たい風を擬人化し、小僧が運んでくる寒さに負けじと歌い継がれてきた童歌です。
小正月の「どんど焼き」が行われると、冷たい空気が一瞬和らぎます。