韓国音楽とは…?!

数年前までは、日本でK-POPが語られることはほとんどなく、韓国の音楽といえば、チョー・ヨンピル、ケー・ウンスクに代表される演歌をイメージしがちであった。80年代半ばまでは、韓国の流行音楽は、日本では演歌のジャンルに入るものが多かったのだ。しかし90年代に入ると、ダンスミュージックなどの登場によって流行音楽の概念が大きく変わり、K-POPの愛称もこの頃に誕生する。そして2002年、FIFAワールドカップの公式アルバムに日韓のトップ・アーティストたちが集った頃、韓国でも新人だったBoAが日本デビュー、一躍スターダムにのぼりつめた。  現在では、神話、東方神起、ピ(Rain)、SE7EN(セブン)やリナ・パークらが続々と日本デビューを果たし、日本人ミュージシャンが提供した楽曲を韓国でもヒットさせている。韓国におけるJ-POPの解禁ともあいまり、日韓の音楽の壁は完全に崩壊したといえる。