知られざる物語 京都1200年の旅

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2014年7月22日・7月29日放送 
京に伝わる観音さま

番組内紹介リスト






人々に身近な存在として、長きにわたり信仰を集める「観音」。今も様々な姿で、私たちを見守り続けています。 「石の寺」と呼ばれるほど見事な石庭が広がる「正法寺(しょうほうじ)」。ここにまつられているのが「聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)」。手に蓮の花のつぼみを持ち、固いつぼみのような人の心を、少しずつ開いてくれるといいます。
都の中心部に建つ「誓願寺(せいがんじ)」にあるのが、「十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)」。十一の顔を持ち、あらゆる角度から人々を救ってくれるのだとか。
多くの人で賑わう、寺町通りに沿って建つ「行願寺(ぎょうがんじ)」。ここには、千の手と千の眼を持つ「千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)」がまつられています。
そんな観音、主なものは6種類あるとされ、「六観音(ろくかんのん)」と呼ばれています。その一つが、京都の西、大原野の地にある「宝菩提院願徳寺(ほうぼだいいんがんとくじ)」で出会うことのできる「如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)」。できます。信じる者に知恵や財宝をもたらしてくれる言われています。 さらに、京都御苑の南、「法音院(ほうおんいん)」にあるのが、手にした羂索(けんじゃく)と呼ばれる投げ縄で、人々の悩みを逃がすことなく救済してくれるという「不空羂索観音菩薩(ふくうけんじゃくかんのんぼさつ)」。
さらにほかにも京の寺では、子授けや安産を祈る「准胝観音菩薩(じゅんていかんのんぼさつ)」などを見ることができます。
京の街で、平安時代より続いているのが、観音をまつる三十三か所の寺を順番に巡る「洛陽三十三所観音巡礼(らくようさんじゅうさんしょかんのんじゅんれい)」。
現世と来世の安楽が得られるとして、貴族から庶民に至るまで、多くの人々の願いを受け止めてきました。
そんな幾世紀も変わらない、いにしえの都の観音への厚い信仰をひもといていきます。


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