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    #43

    西郷どん都に残る足跡

    2018年は、明治維新150年の記念すべき年。その明治維新に大きく関わり、維新の三傑にも数えられる人物といえば西郷隆盛。今回は、京の街に残る「西郷どん」の足跡をたどり、その人物像を探ります。
    激動の幕末、京の街ではいくつもの武力衝突が繰り広げられます。最初に訪れた「東寺」は、新政府軍と旧幕府軍との戦い「鳥羽・伏見の戦い」において、薩摩藩が本営を置いた場所。西郷隆盛は、京のシンボルマークである「五重塔」に登り、戦況を見つめていたと言います。「御室仁和寺(おむろにんなじ)」には、西郷隆盛が劣勢であった新政府軍を奮い立たせた“ある秘密兵器”が残されていました。京都を代表する観光名所「清水寺」。この辺りは、西郷隆盛が初めて上洛した頃頻繁に訪れた地とも言われています。その理由とは? そして、境内にある「成就院(じょうじゅいん)」へ。美しい庭を有するこの寺は、西郷隆盛が尊敬していた僧・月照が住職を務めていました。ここで聞く、2人にまつわる悲話とは? 他にも、2人が密談をしていた「清閑寺(せいかんじ)」や、因縁の深い「舌切茶屋(したきりちゃや)」を訪れます。
    薩摩藩士が頻繁に集まった藩の祈祷所「大黒寺」。ここには、薩摩藩士たちのお墓が多く残っています。そのお墓にまつわる、西郷隆盛の心温まるエピソードを教えていただきます。
    幕末を大きく動かした「薩長同盟」。犬猿の仲であった薩摩藩と長州藩が手を組んだことで、討幕は加速しました。その締結場所として知られている「御花畑(おはなばたけ)」の跡地が、近年正確に割り出されました。その場所で聞く、薩長同盟の意外な舞台裏とは?
    そして、西郷隆盛と並び人気の高い幕末の志士、坂本龍馬。彼が襲撃された「寺田屋」から実際の逃走ルートを歩き、西郷隆盛と坂本龍馬との親交の深さを物語るエピソードを教えてもらいます。もう一人、薩長同盟で手を組んだ長州藩藩士で、西郷隆盛のライバルとも言われた桂小五郎(木戸孝允)ゆかりの料理旅館「幾松(いくまつ)」へも足を運びます。
    明治維新のために奔走していた西郷隆盛ですが、わずか数年で新政府を去り、故郷へと戻ってしまいます。島津家と深いかかわりを持つ「東福寺・即宗院(そくしゅういん)」には、西郷直筆の掛け軸が残されています。この書に込められた西郷の思いとは?天を敬い、人を愛する「敬天愛人(けいてんあいじん)」という言葉を座右の銘に掲げていた西郷隆盛。その縁の場所を訪ねながら、激動の幕末を振り返ります。