お知らせ

2017年12月31日(日)午前10:00~11:55再放送

番組概要

もし店主がいなくなってしまったら…
二度と味わうことの出来なくなる料理がある…
そんな守るべき、今の代でしか食べられない一皿を後世に残したい…

今回、グルメ評論家や料理雑誌の編集者、ライターなど
グルメに精通した著名人の記憶に刻まれた、「後継ぎのいない名店」を
紹介していきます。

土地の雰囲気、店の空気感、そして味…
お店への思いをグルメ著名人自ら、「エッセイ」という形で表現。
そしてエッセイによる描写を映像化し、
後世へ伝えるべき名店を記録していきます。

人々から愛され記憶に刻まれる、その店主しか作り出せない一皿。
一皿に対する店主の思い・哲学とは?
調理過程や熟練の技、さらにはその味を映像にて収め、
未来に残していきます。


【出演者】
髙嶋政宏(俳優)
【エッセイスト】
マッキー牧元(「味の手帖」編集顧問)、植野広生(「dancyu」編集長)、
小石原はるか(フードライター)、塩沢航 (放送作家)

放送内容

マッキー牧元さん推薦「下町ッ子」


厨房には、70歳を越える、お母さんがひとりで仕入れから料理までを担当する。
お肉にこだわった、特選神戸牛・らんぷステーキ。
塩コショウのみで、お肉自体の旨味を楽しむことに重点をおいている一品。


dancyu編集長・植野広生さん推薦 「明石カンカン」


海の近くに建つこちらのお店は、漁協でつとめていたご主人が50歳を越えて開店。ご夫婦で切り盛りしている。
明石の海でとれた、新鮮な魚介を地元ならではの知恵がつまった調理法で。


放送作家・塩沢航さん推薦「うずら」


ご夫婦で切り盛りする鯨の名店。まずは名物・鯨の刺身の盛り合わせ。そして、メインのハリハリ鍋。
生姜のきいたスープに、くじらのお肉の脂が溶け込み絶品。


フードライター・小石原はるかさん推薦「ビストロ・ド・ラ・シテ」


古き良き時代のパリにあるビストロにタイムスリップしたような気分になる店内。1973年創業の店内には歴史の織りなす雰囲気がただよう。
名物・鴨のコンフィ。小石原はるかも、必ず食べるという一皿。