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#195

「温泉郷の宝“湯仲間”」(長野県・野沢温泉村)

江戸時代から湯治客で賑わう温泉郷、野沢温泉村。
熱い源泉が特徴の温泉は、昔から調理や工芸品の加工などに使われ、
人々の生活を豊かにしてきました。
今回みらい遺産を紹介してくれるのは、野沢温泉村に生まれ、旅館を営む、
片桐進さん(71歳)です。

村には温泉を使った「外湯」と呼ばれる共同浴場が、地区ごとにあります。
外湯を管理するのは、江戸時代から続く「湯仲間」という集まり。
週2回持ち回りで掃除を行っています。
片桐さんは「大湯」という外湯の、湯仲間のひとりです。

朝と夜、決まった時間に風呂に入れば、馴染みの顔が揃い、井戸端会議。
外湯は昔から村の人々にとって憩いの場となってきました。

子供の頃から慣れ親しんだ外湯は、地域の人たちにとってかけがえのないもの。
湯仲間と共に共同浴場を守る、片桐さんの想いとは・・・?