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#196

「わが子のように 2万本の大根やぐら」(宮崎県・田野町)

今回みらい遺産を紹介してくれるのは、農家の曾地久義さん(71歳)。
漬け物用の干し大根の生産量が日本一の宮崎。
その中心産地である田野町では、毎年12月になると巨大な「大根やぐら」が出現します。
高さ6メートル、幅50メートル。およそ2万本もの大根がびっしり並ぶ姿はまさに圧巻。
冬の風物詩になっています。
 
朝、収穫した大根は、昼にはやぐらへ。干した後のこまめな管理も欠かせません。
大根農家の冬は目の回るような忙しさ。
その過酷さゆえ、やぐらの数は年々減り続けています。
 
大根とともに過ごす冬。曾地さんの思いとは…?