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#210

色とりどりの輝き ガラス棒(大阪府・和泉市)

18世紀以降、大阪で地場産業として定着してきたガラス製造の技術。
今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、その伝統を守るガラス工房の2代目、佐竹保彦さん(71歳)です。
 
佐竹さんが作るのは、色ガラス棒。ガラス工芸の材料です。
すべて手作業で、1300度の炉で溶かした原料の珪砂を引っ張り、伸ばしていきます。
10キロ以上の重さになるガラスを素早く均等に伸ばすのは、経験がなせる業だと言います。
 
国内外のアーティストに支持されてきた、美しくムラがない色ガラス棒。
彼らの期待に応えてきた、佐竹さんの想いとは・・・?