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#248

夫婦の思いを込めた郷土料理(山形県・東根市)

山形県東根市は、奥羽山脈の麓に位置する、かつての城下町。全国一の生産量を誇るさくらんぼのほか、蕎麦や野菜など四季折々の農産物に育まれ、様々な郷土食が受け継がれてきました。
 
今回みらい遺産を紹介してくれるのは、築150年の蔵を持つお屋敷で郷土料理店を営む、
横尾千代乃さん(82歳)です。
 
千代乃さんがこだわるのは、幼い頃に食べた山形の伝統食。冬の名物「棒鱈煮」は、裏庭で採れた里芋と棒鱈を炊き込んだ保存食で、江戸時代、北前船が伝えたものだそうです。
 
実はこのお店を開いた理由は、亡くなったご主人と、生前語り合った夢にあると言います。
 
ふるさととご主人に寄せる、千代乃さんの想いとは?