1月21日(月)放送・1月27日(日)再放送

「地球にも家計にもやさしい冬の省エネ大作戦」

◎今回のお客様は?
慶應義塾大学大学院教授の金谷年展さん。
冬の省エネについて、わかりやすく解説していただきます。
◎なぜ省エネか・・・
京都議定書の第一約束期を目前に控え、温室効果ガス排出量の6%削減実現に向け、誰もが一丸となって取り組まなければいけません。CO2の発生は約9割がエネルギーであり、省エネを行うことはCO2削減に直接結びつきます。
◎近年の省エネ家電
電子レンジやパソコンなど16種類の省エネ家電に、「省エネラベル」が貼られています。これは、国の定める省エネ性能のの目標値や達成率などを表示。この他エアコン、テレビ、冷蔵庫の3つの家電には「統一省エネラベル」が貼られ、さらに詳しいデータが記されています。
◎家電の省エネテクニック
エアコンの場合、暖房の場合、設定温度を1℃低めにすると、約10%。使用時間を1日1時間程度減らすと、約6%の省エネになります。掃除機の場合、畳やフローリングの場合、強から弱にすると取れるゴミの量は変わらず、約75%の省エネになります。家電の省エネは、家庭で簡単に出来るものばかりなのです。
◎日本の役所の省エネ
日本の各役所では、国民への啓発のため、積極的に省エネに取り組んでいます。浦安市役所では室内温度を20度に設定したり、昼休みにはフロアの照明を消灯。また外回りには、公用車の代わりにリサイクルされた自転車を使用しています。
◎省エネの達人
千葉県の環境学習アドバイザー・省エネルギー普及指導員として活動している広田由紀江さん。広田さんが実践している省エネ術を自宅で拝見します。広田さんの自慢は「エコ・省エネクッキング」。違う食材を同時に煮込む「同時調理」や「保温調理」など調理の技を紹介します。
◎省エネコンテスト
資源エネルギー庁では3月末まで「省エネコンテスト」を実施。簡単に出来る自慢のアイデアで参加すると、参加賞のほか、優秀者には内閣総理大臣賞など豪華商品ももらえます。