3月24日(月)放送・3月30日(日)再放送

「生きる力をはぐくめ!~新学習指導要領~」

◎今回のお客様は?
兵庫教育大学学長で中央教育審議会副会長でもある梶田叡一さん。
学習指導要領改訂の趣旨をわかりやすく解説していただきます。
◎新しい学習指導要領
先月、約10年ぶりとなる、学習指導要領の改訂案が公表されました。授業時間数が増え、小学校で英語の授業が始まるなど、「ゆとり教育」から大きな変換を迎えようとしています。2009年から徐々に移行が始まり、小学校では2011年から中学校では2012年からすべての授業で新しい教科書を使った学習が始まります。
◎試行錯誤で英語教育
千葉県・四街道市立四和小学校では4年前から全学年で英語の授業を行っています。火曜、水曜、金曜の週3日、あさ8時15分からの15分間が英語の時間です。歌やゲームを取り入れ、子どもたちが英語を好きになるよう、より身近に感じるよう、先生たちはさまざまな工夫をこらしています。
◎言葉の力に見出した可能性
横浜の中心街にある横浜市立本町小学校では、豊かな人間関係を築く基本は言葉であるとの考えのもと言語教育に力を入れています。その結果、筋道を立てて人に説明できるようになり、理論的に思考する力も身につくといいます。