8月8日(金)放送・8月10日(日)再放送

「日本の地震研究を司る「地震調査研究推進本部」とは?」


◎今回のお客様は?
名古屋大学環境学研究科 地震火山・防災研究センター 山岡耕春さん 地震研究が進められている「地震調査研究推進本部」とはどんな組織か?大地震が起きるとされている地域とは?日本の地震研究の最前線を解説していただきます。
◎地震調査研究推進本部とは
阪神・淡路大震災をきっかけに、政府の内部に設置された「地震調査研究推進本部」。これまで多数の機関が個々に進めて進めていた研究結果を一元化することで、国民に地震研究の成果を公表していこうとする取り組みです。
◎全国を概観した地震動予測値図とは
「地震調査研究推進本部」が10年の研究の集大成として、国民に発信しているのが、「全国を概観した地震動予測地図」です。今後30年で震度6弱以上の揺れに見舞われる地域を色で示した地図です。首都圏直下型地震は本当に起こるのでしょうか?大地震が起きる場所とは?地図に照らし合わせて検証します。
◎東海地震に備えて(1)
「全国を概観した地震動予測地図」によると、静岡県、愛知県を中心する大地震「東海地震」はいつ起きてもおかしくないとされています。そこで、危険地域とされる静岡県に番組レポーターが向かいました。静岡県の防災対策とは?そして県民の防災に対する意識とは?
◎東海地震に備えて(2)
静岡ではいつ来てもおかしくないとされている「東海地震」に備えて県民の防災意識を高めてもらうよう働きかけています。その1つ「静岡地震防災センター」では、震度6強の揺れや、津波のシュミレーションなど身をもって体験できます。事前に体験することで、実際に起きたときの対処法なども学ぶことができるのです。
◎東海地震に備えて(3)
お住まいの方々。レポーターは沼防災に対する意識の高い静岡県にお住まいの方々。レポーターは沼津市の瀬戸さんのお宅をたずねました。瀬戸家では家具の固定など、しっかりとした地震対策が取られていました。さらに緊急避難袋の中身には災害時に必要なものが盛りだくさん。意識の高さがうかがえます。

◎まとめ
日本は全土が地震列島。いつ地震が起きても焦らないように、日頃から対策を練っておくことが大切。備えあれば憂いなし!家族で避難場所などを話し合っておきましょう。