2月20日(金)・2月22日(日)再放送

生産者・加工業者・商店が手組んで進める事業「農商工連携」とは

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今、未曾有の景気後退や原材料の高騰、雇用環境の悪化などが、地方の中小企業を直撃しています。そこで今、地域経済の活性化が叫ばれているのです。そこで今、生産者・加工業者・商店がそれぞれの長所を生かしながら協力する事で、新しい活路を見出す「農商工連携」が注目されています。その内容とは?
それぞれの地域で勧められている農商工連携の新事業を紹介。
(1)北海道の企業が編み出した、新しいヨーグルトドリンクに入っているあるモノとは?
(2)玄界灘で水揚げされるある生物がデザートに!?

(3)笹かまの贈答品セットに添えられた生わさび。生産している業者とは?

群馬県は古くから養蚕業・製糸業織物業で栄えた地域。しかし現在絹価格の暴落や農家の高齢化で廃れていっているのです。「絹文化を後世に残したい」と立ち上がったのは、地元桐生のニット会社を経営する笹口さん。彼女が始めた新事業とは?
彼女が絹文化を残すために興したのが、質のいい繭を使用して編む絹のニット製品作りです。そのために、農家と契約しました。さらに製糸工場にも専用糸を紡いでもらうよう契約したのです。
養蚕農家(農)・製糸工場(工)・ニット販売(商)が連携を結ぶ事で、新しい活路を見出すこととなった群馬の絹産業。絹文化を絶やさないという想いが地元の活性化へと繋がったのです。
今回のゲスト  日本の地域活性化事業に詳しい、フリーアナウンサーの青山佳世さん。地域活性化成功のヒントなどを解説していただきます。