◎海運業
日本は小麦・大豆などの食料を輸入したり、自動車や電気機器など様々な製品を輸出したりしています。それらの物資輸送を支えているのが海運です。
海運は島国日本にとってなくてはならない輸送手段なのです。
◎外航海運と内航海運
海運には大きく分けて2つあります。外航海運は日本と外国の貿易を支えており、日本の船会社によって現在約2300隻の船が運航されています。
内航海運は国内の港と港を就航します。現在およそ6000隻の内航船があり国内輸送の4割を担っています。フェリーも内航海運の一つで、人と貨物を運んでいます。
◎船の仕事
船長をトップに、甲板部、機関部、事務部の3部門で成り立っています。甲板部は船の位置の測定や操船、当直を担当する航海士と、航海士の指揮の下、見張りや船の保守整備を行う甲板手がいます。機関部はエンジンルームの機械の監視、整備。事務部は乗組員の食事を作る調理を担当します。
◎船員の高齢化
現在、内航船は10名前後の船員で運航されています、ハイテクな船の技術革新が進み、船員数の減少が可能となりました。
船員が少なくなったことで、新人教育が難しくなり、船員の高齢化
も進んでいるのです。